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自分らしいお産を叶えるために知っておきたい産婦人科(出産)のはなし
2025.10.24
産院を選ぶにあたって「産科」と「婦人科」の違いは?【出産経験者アンケート】 あなたにとって「良い産院」の条件は?h4産院選びのポイント「通いやすさ」で考える「スタッフ・サポート体制」で考える「設備・サ 産婦人科の診療科目には「産科」と「婦人科」があり、いずれかの専門施設もあります。産科は主に妊娠・出産や産後について、婦人科は女性特有の疾患(子宮・卵巣の病気、性感染症、更年期障害、避妊・中絶、不妊など)についての相談・診療を行います。 また、お産の選択肢としては助産院もありますが、医師がいないため医療行為を行うことはできません。そのため、助産院での出産はリスクの少ない正常妊娠経過であることが条件となります。 このように産婦人科は、出産だけでなくライフステージごとの女性の健康に寄り添う場所でもあります。だからこそ、生涯を通じて相談したいと思えるような施設を選んでもらえれば、なによりです。 そこで今回は、自分に合った産婦人科について考える上でのポイントをいくつかご紹介します。 妊娠・出産のアレコレ 妊婦さんやご家族の視点から、よくある疑問や施設による特徴・違いを解説します。産院を選ぶ際の参考にしてみてください。 千葉西総合病院産婦人科の特長 総合病院のメリットを活かし、小児科と連携し安心してお産ができる環境を整えています。新生児の疾患のほか、慢性疾患のある妊婦さんや妊娠中に発症した合併症についても他診療科と連携により対応可能です。 「夜泣きや授乳で寝不足」「育児が不安」などの悩みや心配ごとを抱える産後間もないお母さんと赤ちゃんの心身をサポートする産後ケアサービスを分娩から継続したスタッフ・環境のもとで受けることができます。 産婦人科スタッフからのメッセージ 「自分らしいお産を叶えていただくために私たちが全力でサポートします」 お産の主役は医師や助産師ではなく、もちろん妊婦さん自身です。妊娠・出産は、人生におけるかけがえのない経験。ご自身が自分らしいお産を叶えるために、自分らしいお産とは何かを考え、真剣に向き合い、それを叶えることは母親としての自信につながり、愛情たっぷりの育児や人生をポジティブに楽しむ原動力となると考えています。 産婦人科医師(左) 島津 和仁[しまづ かずひと]助産師(右) 栗原 彩子[くりはら あやこ]助産師(中) 棚橋 宥奈[たなはし ゆな] 当院産婦人科では、妊娠期よりバースプランの作成を実施しています。妊娠中やお産についての希望のほか、自身ががんばりたいこと、家族やスタッフに求めたいことなどを詳細に記していきます。それにより自分自身のお産に対する考えが整理でき、また不安に感じていることが見えてきて、それらをスタッフと共有を図ることができます。そしてバースプランを通じた話し合いやコミュニケーションの中で、お互いに信頼関係を深めながら理想のお産に向けて準備を進めていきます。 もちろん、思い描くプランは人それぞれ。お産のときに好きな音楽をかけたい、部屋を暗くし静かな環境で産みたい、産まれたら一緒に写真を撮りたい—。そんな一つひとつの想いに寄り添いながら、全力でサポートするように努めています。
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