糖尿病に悩む患者様の思いを受け止め、“その人らしい生活”を支え続ける
2026.01.05
私は糖尿病看護認定看護師として、糖尿病を持つ患者様が安心して長期の治療に取り組めるよう支援しています。糖尿病は、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が高い状態が続く病気で、放置すると神経や目の病気、さらには腎臓障害などの合併症を引き起こします。中でも腎臓障害は、進行すると透析が必要になることもあります。
「透析予防外来」では、腎機能が落ちてきている患者様に対し、医師や管理栄養士、薬剤師と連携しながら、腎臓を守るための生活の工夫や治療のポイントをお伝えしています。
現在は透析センターでの業務にも携わっており、透析について学んだ知識や経験を外来での支援に役立てることもできています。他には、インスリン自己注射や自己血糖測定、インスリンポンプの導入サポートを行っています。
糖尿病は、「自己管理不足」「不摂生」というような誤った認識や偏見、周囲の理解不足がいまだに残る病気です。診断を受けて気持ちが沈み治療に気持ちが向きづらくなる患者様も少なくありません。
私が患者様と関わるうえで大切にしているのは、「常に患者様に寄り添う存在でいる」ということです。そのために心がけているのが、まず思いを「聴く」ということ。患者様とやりとりをしていると、つい口を挟みたくなったり、自分の意見を言いたくなってしまいがちですが、最後まで耳を傾けなければ本当に必要な支援にはつながりません。患者様の言葉の一つひとつに大切な思いがあります。「聴く」ことの難しさと大切さを日々実感しています。
これからも、糖尿病治療と“その人らしい生活”の両立を叶える看護を追求していきたいと思っています。





