専門医療センター

頭頸部腫瘍センターについて

鎖骨から上の、眼と皮膚、脳を除く部位に発生する腫瘍(良性腫瘍および悪性腫瘍)の治療を担当します。頭頸部は構音・嚥下・呼吸など日常生活において重要な機能を担う部位です。そのため、病気の種類や進行度によっては治療が患者様の生活に大きな影響を与える可能性があります。私たちは患者様の不安や疑問に丁寧にお答えし、安心して治療に臨んでいただけるよう、以下の点に取り組んでいます。

• 専門的なチーム医療: 外科医、放射線治療医、腫瘍内科医、リハビリテーションスタッフなどが連携し、患者様にとって最善の治療計画を立案します。
• 機能温存を重視した治療: 機能をできる限り温存し、治療後の生活の質(QOL)を維持できるよう努めます。
• 患者様とのコミュニケーション: 患者様やご家族様とのコミュニケーションを大切にし、納得いただけるまで丁寧に説明します。

頭頸部腫瘍は、早期発見・早期治療が重要です。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。私たちは、患者様の健康と笑顔のために、全力でサポートいたします。

当センターが手掛ける主たる頭頸部の病気

頭頸部に発生する良性腫瘍耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍、副咽頭間隙腫瘍、甲状腺腫瘍ほか
舌、歯肉、口腔底、頬粘膜、口蓋に発生するがん口腔がん
上咽頭、中咽頭、下咽頭に発生するがん咽頭がん
声門上部、声門、声門下部に発生するがん喉頭がん
耳下腺、顎下腺、舌下腺に発生するがん唾液腺がん
上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞に発生するがん上顎洞がん
甲状腺に発生するがん甲状腺がん

ご挨拶

頭頸部領域は、呼吸、嚥下、構音といった生命維持や日常生活において重要な機能を担う解剖学的部位であり、その治療には専門医が連携するチーム医療が不可欠です。当センターは、腫瘍の切除から再建術、血管吻合術までを頭頸部外科医のみで一貫して施術できる、日本でも数少ない施設です。また、放射線治療、化学療法、光免疫(アルミノックス)治療なども他科と連携しながら、主治医として積極的に実施していきます。

今年2月まで20年間在籍していた三田病院では、私たちのチームで年間約80件の再建手術を含む約300件の手術を行っておりました。2024年には約280件の手術を施行し、その内訳は再建手術58件、頸部郭清80件、耳下腺腫瘍手術60件でした。

今後も地域の皆さまに信頼される医療を提供し、一人でも多くの頭頸部腫瘍・癌患者さんが、より良い生活を送れるよう尽力してまいります。

頭頸部腫瘍センター センター長
増淵 達夫

診療実績

手術 2025年度
頭頸部再建手術(遊離皮弁再建を伴うもの) 52件
口腔がん(舌・口腔底・歯肉・頬粘膜など) 52件
中咽頭がん(扁桃・舌根など)  14件
下咽頭がん 18件
喉頭がん 16件
鼻副鼻腔・上咽頭腫瘍  11件
唾液腺腫瘍(耳下腺・顎下腺など) 49件
副咽頭間隙腫瘍 4件
甲状腺腫瘍 23件
頸部病変・原発不明癌など  15件
頸部郭清術 111側
その他(気管切開・生検など) 46件
総手術件数 256件
その他 2025年度
外来患者数 3,164名
新規がん登録数 353症例
放射線治療患者数 50名
化学療法施行患者数 52名

お問合せ・ご相談について

患者様

当院頭頸部外科外来にお越しください。完全予約制となりますので、事前にお電話にて診療予約をお願いします。

外来予約専用受付番号
ご予約専用
月〜金 9:00-16:00 / 土 9:00-12:00
頭頸部外科外来月、水、木、土曜日(祝日除く)

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地域連携室までご連絡ください。
TEL:047-384-8564
月~金曜日 8:30-17:00/土曜日 8:30-12:30