日々の健康に寄り添う
千葉西WEBマガジン
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心疾患手術後の患者様の心臓リハビリに伴走者として寄り添い、サポートしています
2025.10.24
リハビリテーション室/理学療法士 心臓リハビリ担当
鈴木 竜佑 すずき りゅうすけ
2‌014年入職
リハビリテーション室/理学療法士 心臓リハビリ担当
松本 大夢 まつもと ひろむ
2‌018年入職

担当している業務は?

鈴木

私たちはリハビリテーション室で、心不全や心筋梗塞、狭心症といった心疾患で入院されている患者様の手術後の心臓リハビリを主に担当しています。
リハビリというと、手足や指、顔などの機能回復訓練をイメージされる方も多いと思いますが、心臓も筋肉であるため、手術後にそれを正しく機能させるためにはリハビリが必要になります。

松本

手足などと違って心臓は目に見えない部分なので、その機能の回復具合は本人にもなかなか分かりづらいものです。そのため、手術してからどれくらい動いて大丈夫なのか不安もあります。ですので、現在の状態をきちんと説明してリハビリの内容・目的を理解いただき、不安や心配を少しずつ解消しながら心身の回復に向けてサポートを行うのが私たちの役目です。また、心疾患の原因となる動脈硬化の進行防止を目的として退院後の食事や生活の指導も行います。

仕事のやりがいは

鈴木

心臓の健康は、寿命にも大きく影響してきます。リハビリによって心臓の機能が回復することは、“長生き”にもつながっているはずです。そこにやりがいを感じていて、患者様にも「健康寿命を延ばしましょう」とお話ししながらリハビリ指導を行っています。

松本

手術後の患者様がリハビリによって日一日と回復して、元気になられていく様子を伴走者として見られること。また、学術的な面でも血圧や脈拍、血中の酸素飽和度などのバイタルサインをもとに効果的なメニューを提案し、ねらい通りの結果が得られたときに、大きなやりがいを感じます。

今後の目標は?

鈴木

残念ながら、患者様の中には病気が再発し、病院に戻ってこられる方もおります。そうした事態を防ぎ、健康で長生きしていただくためにも心臓リハビリ的なアプローチで今後、在宅サービスなどにも関わることができたらと考えています。