看護師募集中

50日間の卒後教育プログラムや復職支援プログラムなど、教育に力を入れている病院です。

充実の看護師寮

メルヘン通りに沿った看護師寮は自慢の設備!家電製品はもちろん、ペットも可能な部屋もあります。

看護研究

看護研究発表会のご紹介

千葉西総合病院は急性期の病院として地域と連携し、その期待に応えながら基幹病院として成長を続けております。また、より質の高いケアを心がけ専門的知識を深めスキルアップを目指した看護研究にも積極的な取り組みをしています。本院での臨床看護研究は、主に卒業後3年目の看護師を中心に専門の外部講師をお迎えし、一年間を通じて丁寧な指導を受けることが可能です。

今年も未熟ながら研究成果を論文として、発表会を開催することができました。その一部を要約としてご紹介いたします。なお詳細についてのお問い合わせ、またはご興味や関心のある方は、どうぞ本院看護部までご遠慮なくご連絡下さい。お待ちしております。

看護部教育委員会

平成22年度 看護研究研修計画

目的 1.看護研究活動を推進し、専門職業人としての資質の向上を図る。
目的 2.看護研究を通して、根拠に基づいた有効な看護を提供する。

目標 1.看護研究を展開するにあたり、そのプロセスを理解する。
目標 2.看護研究を通して以下のことを学ぶ。

  • 看護の事象から生じる問題を研究的視点で、捉えることが出来る。
  • 解決したい問題を科学的、理論的に考察で論証することが出来る。
  • 文献の活用が出来る。
  • 看護研究のプロセスと成果を通して知識を深めることが出来る。

目標 3.看護研究の成果後、実践場面で活用出来る。

看護研究年間計画
月 日計画内容備 考
4月17日(土)テーマの絞込み、プランの進め方についての指導
(第3土曜日に各部署30分指導順番は別紙参照)
個別指導
(講師)
5月22日(土)看護研究計画書の訂正、提出個別指導
6月19日(土)研究データの収集、文献検索・活用個別指導
7月17日(土)研究データの収集、分析方法についての指導個別指導
8月21日(土)問題点の把握、今後の進め方についての検討
*講義(論文のまとめ方について)
個別指導
9月18日(土)データの収集、分析個別指導
10月23日(土)研究データの収集、論文のまとめについて指導個別指導
11月20日(土)論文の書き方についての指導個別指導
12月18日(土)論文内容の指導
次年度の看護研究について
個別指導
看護研究担当者
平成23年
1月
論文内容の指導(第1回目発表会開催予定)個別指導
発表講評
2月論文内容の指導(第2回目発表会開催予定)
(要旨・要約・評価の原稿提出)
個別指導
発表講評
3月19日(土)看護研究論文集録作成
*講義(看護研究の取り組み)
オリエンテーション(次年度看護研究にむけて)
論文集録
要約集完成
講師
看護研究担当者

平成21年度 看護研究

看護研究
抑制判断基準の見直し

本研究は、麻酔からの覚醒時は安静を守ることが難しく抑制帯を使用する頻度が高い。そのため医師の指示の下、抑制判断基準の見直しを行った。抑制アセスメントシートを作成し使用することで、看護師の抑制の危険性について理解が深まった。今後さらにリスクの発生を防ぎ、患者にとって安全・安楽な看護を行うためにこの研究を継続していく。

キーワード:抑制アセスメントシート・抑制判断基準

ICU 鈴木・保坂・長坂

パンフレット導入後の不隠・せん妄予防の一考察

〜急性大動脈解離の保存的治療を受ける患者への試み〜
本研究は、急性大動脈解離の保存的治療を受ける患者が、不穏・せん妄症状に陥りやすいためパンフレットを使用してその予防法について指導を行った。患者が自分の病気や今後の入院生活の内容を把握することは重要であり、パンフレットは、患者のセルフコントロールを促す意味でも必要性があると考えられる。今後はさらにパンフレットを見直し、不穏・せん妄症状の予防に取り組んでいく。

キーワード:急性大動脈解離・保存的治療・不穏・せん妄・パンフレット

CCU 濱元・荒井

手術後患者のせん妄時における心理状態

本研究は、術後は不穏・せん妄状態に陥りやすく、転倒転落やルートの自己抜去等事故が起きるケースが多い。そのため、再発防止へ向け、実際に手術を経験した患者に面接調査を実施した。結果、非日常的な治療環境は患者に恐怖と不安を与えていた。したがって、安心感を与えられる表情や声掛けを意識して行なっていくことが大切である。そこで家族の存在は最も重要であり、今後も協力体制の強化を図っていく。

キーワード:術後・せん妄・不穏

2階東病棟 浅野・小田・廣岡

褥婦を対象とした満足度調査の考察

〜病院選択から産後ケアまで〜
本研究は、妊産褥婦の満足度を向上させ、当院を出産場所に選択してもらうことを目的として、妊婦の出産場所に関する情報収集、選択理由、当院に対する満足度に関するアンケート調査を行った。対象は、当院で出産した褥婦で160名の回答を得た。その結果、現在通院・入院している妊産褥婦の満足度を高めることが、当院を出産場所に希望することにつながるとの結論がでた。また、外来から産後の対応まで幅広くアンケートを実施した事により改善点が明らかになり、今後課題としていく。

キーワード:出産場所選択・満足度・総合病院

3東病棟 片山・手嶋・中村・前田

下肢処置を合理化したことによる業務改善への取り組み

本研究は慢性閉塞性動脈硬化症患者の下肢処置が、職員により様々であったため業務の統一を図ることを目的とした。研究方法は処置シートを作成し、シート使用前後の「業務量の変化」「創状態」に関して看護師にアンケート調査を実施した。結果、処置回数が減少し、継続的に創状態の把握ができるようになった。今後は処置シートの項目を客観的に評価出来るように努めていきたい。

キーワード:閉塞性動脈硬化症(ASO)・業務改善・下肢処置

3階西病棟 久保田・吉野・西岡

栄養食半固形化における排泄物への影響

〜高栄養流動食と半固形高栄養流動食使用における排泄物の比較・検討について〜
本研究は、高栄養流動食に伴う下痢症状改善の為、流動食を半固形化させ症状改善を試みた。結果、下痢の減少は認められたが、改善しなかった事例もあった。栄養剤の浸透圧の違いや、腸管の廃用性症候群による要因・対象者の個別性の違いなどが挙げられる。
今後も、患者にとって苦痛のない適切な流動食の選択について研究を継続していく。

キーワード : 高栄養流動食・半固形高栄養流動食・下痢

4東病棟 山本・横山・池田

整形外科病棟における記録の簡略化を試みて

〜クリティカルパスの作成による記録時間の短縮〜
本研究は、整形外科の7割を大腿骨頚部骨折の症例が占め、記録に多大な時間を費やしてるため、記録時間の短縮を図ることを目的としパスを作成した。その結果パスを使用することにより記録の個人差が減少し、看護師全員がパスを使用して良かったと答えた。今後は更なるパスの見直し・作成に努め、記録時間の短縮を図ることを課題とする。

キーワード:クリティカルパス・記録時間の短縮・大腿骨頚部骨折

4階西病棟 日吉・小林・大城

陰臀部洗浄の評価・検討

〜泡タイプのボディソープ+沐浴剤の洗浄を試みて〜
本研究は、高齢者のオムツ着用のほとんどが皮膚トラブルをおこしているため、適切なケアについて検討した。Ⓐ泡立てたビオレをガーゼで洗った後、微温湯洗浄、 Ⓑ手に取ったビオレの泡で洗った後、微温湯洗浄、 Ⓒ Ⓑ法で洗った後、微温湯で希釈した沐浴剤で洗浄。この3通りのプレテストを施行し結果の良かったⒸ法で1ヶ月間施行し評価した。沐浴剤を使用した事で、実施後スタッフが陰臀部の保湿・消臭の変化等観察ポイントを習得でき、スキントラブルの予防的ケアが行えるようになった。今後、皮膚の特徴を理解し、より良いケアを検討していくことが課題である。

キーワード:高齢者・沐浴剤・陰臀部洗浄

5階東病棟 隈・平川・溝井

よりよいストーマ管理のための経過記録表の改善

本研究は、近年大腸癌でストーマ造設される患者が増えている。現在使用している経過表では、
前回行ったケアが把握しにくく、統一したケアが提供されていない。そのため、より良いストーマ管理を目的とし、経過表の改善を行った。その結果、観察項目を増やしたことで、ケアのばらつきを軽減する事が出来た。しかし、評価基準がないため今後作成していくことが必要である。また、今後看護師のためだけでなく、患者・家族に指導できるような経過表を作成していくことが課題である。

キーワード:ストーマ・経過記録・手技の統一

5階西病棟 星・佐藤

手術室看護師の精神的達成の実態について

本研究は、手術室における看護師の精神的達成感に関する意識調査を目的とした。方法は、アンケート調査とした。結果、経験年数3年以内のスタッフは、術中の器械出しがスムーズにできたなど技術的なことで達成感を得られた。3年以上のスタッフは、技術的なことに加え、患者からねぎらいの言葉をもらったなど、精神的なことでも達成感を得られた。今後の課題として、教育を充実させ、積極的に研修などに参加し専門性を高めることにより、達成感を得られるように努めていきたい。

キーワード: 達成感・手術室看護師・経験年数

手術室 兼平・齊藤・小池

心臓カテーテル治療中の寒さに対する援助

本研究は、現行の保温に対する援助が適切であるか調査し、評価することを目的とした。鼠ケイ部より心臓の治療を行う患者に対して、1)温めたバスタオルを膝下にかける症例 2)かけない症例について、入室時・15分後・30分後・1時間後に室温・湿度・足の皮膚温・足元の室温を測定、患者の訴えを調査した。結果、バスタオルでの保温により足の皮膚温が維持され、寒さの訴えが無いことから、保温に対する援助が有効であることがわかった。今後、患者がより良い状態で治療が受けられるよう保温に十分努めていきたい。

キーワード:心カテ・寒さ・保温

心臓カテーテル室 岩館・河内・大槻

新入職者への職場内教育に関する意識調査からみえてきたもの

〜チェックリストを活用したプリセプターシップ導入に向けて〜
本研究は、当院外来看護師の職場内教育に関する意識について調査した。方法は、質問紙を用い、対象は外来看護師全員とした。結果、「プリセプター−プリセプティ」シップと位置付けを明確にしたことで両者の関係が深まり、成長段階を確認するチェックリストの活用は有効であった。
今後の課題として、①プリセプターへの準備教育と上司からのサポートが必要 ②チェックリストの評価基準の作成 ③看護活動や精神面を支える到達目標を計画する が挙げられた。このことにより「教育」とは看護師全員が協力し、「共育」と捉えることができるシステムづくりが必要であると考えた。

キーワード 総合病院外来・既卒新入職者・職場内教育・チェックリスト・プリセプターシップ

外来 小熊・金高・岸・小林

理想的な透析室とは

〜患者と医療者にとって快適な施設を目指して〜
本研究は、新棟建設に伴い、理想的な透析室を目指すために『ベッド周囲の環境』について検討した。結果、患者の求めているニーズと当施設が抱えている問題点が明らかになった。
高齢者の増加や入院患者の重症化により、感染対策や安全対策などの要因に配慮した環境を整える必要がある。
患者にとっても医療者にとっても快適で、将来の患者層にも対応できる施設作りを今後も課題としていきたい。

キーワード 透析室の空間・安全・安楽

透析室 竹内・御手洗・鈴木